きみの全てを奪うまで【おすすめ人気作品】
漫画『きみの全てを奪うまで』あらすじ
幼馴染の晴人とひな、ずっと続くと思っていた、何気ない日常。少しずつ芽生える恋心。晴人は意識せずにはいられなくなり、そこから、2人の世界は少しずつ変化していく…。
でも気づけば、友人の礼司とひなの距離が近いような気がして…。
ひなのこと、全部知っていると思っていた。
だけどその日…ひなは友人の前で、俺の知らない「オンナ」の顔をしていた。
※4巻はSide-B「極上の優越感」を収録しています。
こちらは礼司視点による奪う側の物語となっており、 同じシーンを異なる視点からお楽しみください。
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レビュー
幼馴染みの男女がお互いに寄せる密かな想い。
それを互いに相手に伝えないまま、後から来た男によって二人の関係に溝が作られ、ヒロインの純潔な身体だけでなくピュアな心までも壊されつつある話。
幼稚園から高校までずっと一緒に過ごして来た幼馴染の大好きな彼女が、高一の3学期で転校して来て仲間となった同級生のヤリ棒野郎に、両想いの幼馴染の二人に狡猾な罠を仕掛けヒロインをメンタルで追い込み、お人好しな主人公が何もヒロインへ行動を起こさないと踏んで、徐々にヒロインの気持ちを主人公から引き剥がし、その隙間に入り込んで自分の方に向けさせて、満を待してヒロインの心身を手に入れただけでなく、その一部始終の初Hを主人公に聴かせつけ見せつける話。
ストーリーの方向性としてはありがちな内容ながら、人物を含めた絵の描き方と、1巻でしっかりと文と挿絵的なカットでプロローグを展開。
2〜3巻で主人公、4〜5巻でヤリ棒野郎、6巻でヒロインそれぞれの視線からのストーリーを展開し、まるで小説を映像で見ているかのように感じられるくらい各シーンがしっかり描かれていました。
個人的に、これまで見てきた中で最高傑作の一つです。