カメレオンはてのひらに恋をする。【デジタル版限定特典付き】【おすすめ人気作品】

漫画『カメレオンはてのひらに恋をする。【デジタル版限定特典付き】』あらすじ

「何年も聴きたかった言葉を、出会ったばかりのお前から聴くなんて」俳優の藤永(大学3年)は演技が大好きだが、オーディションに落ち続けて自信を失っていた。そんなときに先天性難聴のケイト(大学1年)に出会い、手話でお礼を言われる。藤永は手話に初めて触れるものの、これまで「伝えたい」という気持ちを人一倍持って演技し続けてきたため、手の動きを一目見ただけで読み取ることができた。そして、手話を身振り手振りでやってみることになるが、ケイトは藤永の感情表現を見て、その才能に驚かされる―――伝えたいもどかしさを持つ二人が出会い、心を通わせるハートフルラブストーリー第1巻!
※デジタル版限定特典:描き下ろしページ1P収録

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レビュー

新刊、売り上げランキング上位でレビュー軒並み高評価。これは当たりだろうと思って読んだら、うん、大当たり。1巻のみでまだ連載続いてますが、作者さんの間違いなく代表作になる傑作ですね。BL以外の作品も多く出してる出版社、レーベルに移ったからか、いわゆるBL文法に収まりきれない視点の広い展開で、新しい編集部で作者さんの表現力溢れる絵の強みをよくわかって引き出してる気がします。
4歳からずっと劇団に入り演技を続けているけど伝えられないもどかしさをずっと抱えている俳優で大学生が電車で出会ったのが難聴の後輩大学生。手話や表情や身体の全てを使って心を伝える喜びが溢れてる素敵なお話。
最初難聴だと気づかないくらい、普通にフラットで、時には自分の気持ちにとても素直で恋に積極的に生きているケイトがほんとうに素敵でした。他の方もレビューで書いていらっしゃって納得なのですが、作者さんの難聴者に対する描き方が、特別なかわいそうでなく普通にフラットで、手話っていう新たな表現方法で世界が広がって豊かになってく喜びを俳優の藤永が表していて、私も大好きなところでした。
1巻読んで、良いテンポでふたりの距離も近づいてるので、お話はまだ序盤だとは思うけど、少女漫画のように引き延ばしたりせずにこのままスピード感よく進んでほしいな〜続きも楽しみです!

以前分冊版の試し読みをして心臓ガッツリ鷲掴みにされてから、単行本化を心待ちにしていました。
すごく心が温かくなる作品です。
私はこれまでろうの方と関わる機会がなく、恥ずかしながらこの作品を読んで初めて、ろうの方の世界、思い、手話のことを知り、考える機会を持ちました。貴重な機会を与えて貰ったと思っています。

ケイトとフジナガが2人とも凄く魅力的だから。ストーリーが凄く優しいから。この作品の内容はすごくスッと心に入ってくるし、続きを読みたいと思うし、ろうの方のことをもっと知りたいとも思います。
厘てく先生の「伝えたいこと」は、この作品を通して読者に「伝わっている」と思います。私には伝わりました。(と思っています!)
「伝わる」って、素晴らしい事ですね。言葉でも演技でも芸術でも漫画でも気持ちでも。受け取る側の私も、全力で受け止めたいと思っています。
続きは来春(2024年春頃)とのこと。心から楽しみにお待ちしています。

分冊でも読んでいるけど、描き下ろし部分のために単行本も購入するほど魅力的な作品です。
心情がかなり丁寧に描かれていて、まるで映画を観ているような没入感があります。
とても情緒的で読み終えた後の満足度が高く、何度も読み返しました。すぐ読みたくなるんです!なっちゃうのです!
月に20-30冊くらいBL本を購入する私ですが、今期間違いなく一番アツい作品だと思います。
ちなみにBLではありますが、今のところはキス止まりなのでエロシーンは苦手!という方にも安心してお読みいただけるのではないかと思います。

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