火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています【おすすめ人気作品】

漫画『火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています』あらすじ

絢爛豪華な大正結婚溺愛ファンタジー!
強い異能を用いて神々を喜ばせる巫(かんなぎ)の家に生まれた令嬢・小夜。だが、その能力は弱く、義理の母や姉に迫害され、やがて異界の猩々(しょうじょう)に売り飛ばされてしまう。売られた先で、小夜は醜く忌み嫌われている神・鬼灯(ほおずき)と出会うが、小夜の瞳に映るその姿は……?
呪われた神と追放された令嬢の契約結婚!浪漫溢れる最高級の大正溺愛ファンタジー!!

サンプル増量中!/

レビュー

試し読みでサラッと読んでいたら、絵の綺麗さもさることながら、内容に引き込まれ、購入。火の神様と小夜の初々しい新婚さんの様子が、歯痒くもほのぼのとして、ほっこり。早くお互いの気持ちを確かめ合って結ばれてほしいと応援したくなるカップルです。

名家の血筋だけど異能を持たない主人公・小夜は実家から異世界に売られてしまう。そこで出会った火の神に見初められ、掃除人という名で嫁入りする、というお話。最近流行りの設定をいろいろ混ぜ込んだストーリーで「どうかな〜?」と思ったんですが、流石の山田こもも先生、安定した作画が素晴らしく、読みやすいですね。

4巻まで読みましたが、1巻で小夜が実家を追い出されたあとは悲しい描写はほぼなく、穏やかな日常系の話が続きます。実家のザマァ展開がもう少し早く描かれるかと思ったけど、3巻で”その気”が見えたくらい。そういう意味では恋愛面も含めてもうちょい進展のスピードを速めてほしいところですが、不快な気持ちになることはまずない内容なので、のんびり次を待ちたいと思います。

原作を読了していますが、人物、背景、衣装の全てがイメージしていた以上に美しくて眼福です。特に呪われた火の神、鬼灯様はヒロイン小夜から見た姿で描かれているため醜いどころか最高の美丈夫。もう一度言います。全てが美しくて眼福です。まっすぐに鬼灯様を想う小夜はもちろん、小夜が大切なあまり呪われた自分との婚姻など…と思い悩む鬼灯様の切ない両片思いとともに、鬼灯様が何故呪われているのか、小夜の異能がどんな影響を与えるのか、美しく描かれて行くのが楽しみです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次