昔は楽しかった（分冊版）【おすすめ人気作品】

漫画『昔は楽しかった（分冊版）』あらすじ

姉からの電話。どこか様子がおかしかったと母は言うが――

精力的に筆をふるい数々のえっちで心に残る作品を世に送り出している人気作家なかにしゆうたの成人向け作品です。

「なかに」名義で活動していましたが現在は「なかにしゆうた」で活動しています。

※本作品は同様の内容が配信中の「昔は楽しかった」に含まれております。
「昔は楽しかった」には「昔は楽しかった（分冊版） 【第1話】～ 【第4話】」の内容が含まれております。
ご購入時はご注意ください。

レビュー

飛び込み未遂や幸せだった過去の回想シーンでボロ泣きしました。こんなにエロ漫画で泣いたことは他にありません。鬱になる過程も、多くの社会人が経験するだろうリアリティが込められており、心が抉られました。ラストは救いのあるエンドで良かったです。エロシーンはもちろんエロいですが、エロ漫画の枠に納めてしまうのが勿体ない。間違いなく傑作です。

冒頭はただただシリアスです。社会人になりたての人たちにはよく理解できると思います。だからこそ、その後の展開が非常に映えるというか、最高なのでぜひ読んで頂けたらと思います。

作風というかエロに関しては自分の趣味とは違うけど、泣けてしまったのでレビュー残しておきます。
違和感をSOSとして無意識、意識的に周りに見せる人は沢山いるが、それを感じ取って行動に移せる人はきっと多くない。日々の忙しさに打ち消される違和感がほとんどだ。彼らは家族だから当然だと思うかもしれないが、そうとも限らないし、母親たち、弟がそれぞれ直ぐに動き出し、それでも結果として間に合うかは分からない。ただ弟が常に走るスピードを緩めなかったのは確かだった。台詞も少ないぶん、絵としての情報量の多さが際立ってて、めちゃくちゃ怖い場面が多いので、血だらけの画面より生々しく感じるかもしれない。その瀬戸際で姉弟は性へ執着する。それが今日の生への執着に繋がる。そして互いへの想いが重なる時、未来への執着になる。単純なことだけど美しいなと思った。

snsで途中までみて、気になって購入。正直えろ要素はいらないくらい、前半部分から話がすきでした。終わり方も気になる。。。