「そんなことしてもモテないのに！」と全力でツッコミたくなる男の様々な勘違い行動。本人はイケてるつもりなんだろうけど、女性の冷たい視線に早く気づいてと言いたくなります。
今回は、そんな残念な男の言動を目撃された方にインタビューしました！

「俺も昔はワルかったんだぜ」って言われましても

女子会で話題にのぼるモテない男の言動と言えば、よく聞かれるかの「昔は悪かった自慢」。私も体験したことがあります。会社の先輩とふたりで車での移動中、行き帰りの2時間ほどエンドレスで「昔悪かった俺の武勇伝」を聞かされました。今はすっかりおじさんのその先輩ですが、話によれば、喧嘩は負け知らずで地元では名が知れていて、悪いお友達や顔を見れば憧れの眼差しで挨拶をしてくる後輩がたくさんいるそうです。

後から聞いた話、その先輩は私に気があって私の気を引こうとアプローチをしていたようでした。でも、男性同士では昔の武勇伝がステータスになるのかもしれませんが、嘘か本当かも分からない自慢話はときめくどころか苦痛でしかありませんでした。（アイ/28歳）

そんな貧相な腕なのに腕まくりは・・・

男性のモテ仕草、と言えば「腕まくり」。普段はシャツに覆われているたくましい腕の筋肉が見えるとドキッとします。でも、それは「たくましい腕」限定。職場にいたそれなりにイケメンの若手の男の子、彼はよく腕まくりをしていました。が、顔から想像する腕よりも、実際の腕が華奢過ぎて逆に引きました。腕まくりでモテたいなら、もう少し鍛えた方がいいですね。

そして、時には鳥肌が立っていることも。寒い時まで腕まくりしなくてもいいんだよ、と教えてあげたくなりました。もう一人いた別の腕まくり男、彼はたくましかったのですが、腕の毛が凄く、女性たちには不評でした。定番の腕まくりですが、やはり「腕の質」が重要なようです。（サワコ/32歳）

いつも手鏡でヘアスタイルをチェック

大学を卒業して入社した会社に、同期の男性で始終手鏡を持って髪型をチェックしている人がいました。男子なのに手鏡を持参していることだけでも不思議な感じでしたが、本人は自分の髪型にポリシーを持っておりヘアスタイルをおしゃれに決めることがモテる鍵だと言うのです。ワックスと櫛も会社のデスクに置いていて、固めている部分が少しでも乱れるとワックスを付け直します。そんなことをしてもモテないのにと、ずっと思っていました。モテるどころか、女性から見ると気持ち悪かったです。

勿論、身だしなみを整えることは大切だと思うけど、あそこまでいくと神経質すぎて異常です。実際、その男子社員にはずっと彼女がいませんでした。でもあまりにも本人が真剣なので、誰も彼に対して本音は言えないままです。（マユミ/30歳）

見当違いの理由で筋トレ・・・

幼なじみが彼女に振られたときの話です。その幼なじみはイケメンではないのですが、細身で女性ウケがよく、そこそこモテていました。そんな彼が、ある日、彼女に振られたらしく、ひどく落ち込んでいました。飲みながら話を聞いていると、別れた理由は金銭感覚の違いだったようでした。しかし、彼は自分に筋肉が足りないのが原因だ、と言って筋トレを始めました。

しかも、彼に筋肉ではなく、金銭感覚が違っていたことが原因ではないか、と伝えても、全く信じようとしません。むしろ、お金にルーズな方がモテると言っていました。別れた原因も分からずに、モテるために筋トレをしている様子が滑稽でした。（スズ/23歳）