おひとり様が結婚に踏み切ったキッカケ4つ


「おひとり様」のフレーズが生まれて久しいですが、一人での気楽さな生活に慣れてしまうと、そこから一転、結婚生活となると気が重く感じてしまう人も少なくないはず。
今回は、そんな「おひとり様」だった女性が、結婚に踏み切ったキッカケやワケについてお伺いしました!

適度な距離感を保ってくれる彼と出会って・・・

他人と一緒にいては気が張ってしまうし、やっぱり一人が楽だと思っていたので、まさか私が結婚することになるとは思いませんでした。今までも何人かと付き合い、それなりに相手のことは好きでした。けれど、1日や2日なら良くても、ずっと一緒に過ごすとなると、やはり好きな相手でも窮屈に感じてしまうので、結婚は難しいと思っていました。そんな私が結婚出来たのは、夫が上手く、私のペースに合わせてくれる人だったからだと思います。

夫とは付き合い始めた当初から、色々と話し合いを重ねてきました。その甲斐もあって、私が何かに熱中していたり自分の時間が欲しい時は、彼も他のことをし放っておいてくれるけれど、ちゃんと二人の時間も持つといった様に、上手にバランスをとり、適度な距離を保ってくれました。そのため、彼と一緒にいても楽でしたし、寧ろ居心地はとても良かったです。そんな彼が病気で入院したことをきっかけに、何事も不変ではないと実感し、お互いに結婚を意識しました。一人も好きな私を受け入れてくれた上で、二人も良いなと思わせてくれる彼が相手だったからこそ、結婚に繋がったと思っています。(サキ/34歳)

彼もおひとり様を楽しめる人で・・・

気楽で気を使わなくていいからお一人さまでいいかと思っていた私が結婚した理由は、ずばり一緒にいて楽だったからです。一緒にいたい時には一緒にいてくれるけど、一人になりたい時はほっといてくれる、このペースが楽すぎて結婚してしまいました。

疲れていて今週末は一人で過ごしたいと相手に伝えることが私にはありました。そんなときに悪かったかなと思って後から一人でどうしてたと聞くと、あっちも一人で楽しく過ごしてたりすることが多いと分かったのです。そのおかげで放置してしまったとかいう罪悪感もなくなって、自分も存分にお一人さまを満喫するようになりました。

しかも、付き合っていれば、一緒に映画を見に行ったりお出かけしたりも普通にしますよね。そういうときはきちんとお互いが疲れないように気を使ってくれるのです。それで私はこの人がものすごく貴重な人なのではないかと気が付いてしまいました。もう二度とこんな人には会えないかもとこっちから逆プロポーズをしましたよ。

結婚して数年経ちますけど、まったく後悔なしです。あのときの私の勘は正しかったということですね。(カオル/37歳)

おおらかな生活で一緒にいても・・・

小さいことから団体行動が苦手で、クラスでも浮いていた私。「変わってるから」と友達の輪に入れてもらえなかったからなのか、大人になってからも友達はできず、買い物や映画や食事など、どこに行くにも1人でした。彼氏ができたこともありますが、誰かと常に連絡を取り合ったりデートをしたりという作業が面倒で、結局別れてしまいました。それから何年も彼氏ができず、このまま一生ひとりで生きていくんだろうなあ…と覚悟した矢先、当時の職場で今の旦那に出会いました。

旦那は眺めのよい景色さえあれば1日中でも眺めていられるおおらかな性格で、旦那とのドライブはなぜか沈黙でも苦にならず、一緒にいるとひとりでいる時よりも安らかな気持ちになれました。一緒にいてこんなにも心地よい人に出会ったのは初めてでした。この人ならば結婚できるかも…と破局覚悟で同棲しましたが、一切ストレスにならなかったので結婚に踏み切りました。(アイ/28歳)

一緒にいることでリラックスできる彼に出会い・・・

ちょっと恥ずかしいのですが、私達夫婦の馴れ初めは「夫が私に一目惚れ」したことです。私は小さい建設会社の事務員で、夫は下請けの工務店の副社長でした(といっても家族経営で従業員5人くらいの小さな工務店ですが)。来社した彼が私に一目惚れして、その日に電話番号とメールアドレスを聞かれ、教えたところ毎日のように電話がかかってくるようになりました。最初はちょっと引いていたんですけど、気がつけば、彼からの電話が遅いとちょっと寂しく感じるように。話していて楽しかったし、ウマが合うというか、フィーリングが合ったんだと思います。1年ほど、恋人未満のような関係が続きましたが、ある日いきなりプロポーズされました。

驚きましたが、プロポーズを嬉しく感じて、そのときはっきりと「この人と暮らしていきたい」と思いOKしました。誰かと一緒にいるといつも気疲れしてしまう私ですが、彼に対して疲れたと感じることはなく、すごくリラックスして過ごせていたのも大きかったと思います。友達には「押しが強くて流されちゃった」とふざけて話していますが、彼の押しの強さがなかったら「取引先の人」のままで終わっていたと思います。(ミホ/36歳)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。