自宅で道具を使わずに出来る簡単な花粉対策をご紹介!


毎年多くの方を悩ませているのが花粉症。花粉は人の目に見えないので、知らず知らずのうちに持ち帰ってしまっていることも少なくありません。そこで外出時から帰宅した後などに出来る花粉対策をご紹介します。

花粉対策は難しい道具などがなくても行うことが出来ます。少しの心掛けが花粉症の症状を緩和することに繋がります。毎年のように花粉に困っているという方は特に是非お試しください!

帰宅時にすぐ出来る花粉対策

花粉を払い落としてから家に入りましょう
花粉が飛散している時期に外から帰ってくると体中には目に見えない花粉がたくさんついています。そのまま家の中に入ってしまうと服についた花粉が空気中に舞うことになるので花粉症の症状が悪化する恐れがあります。そのため、家の中に入る前には体中をよく払っておきましょう。

特に厚着の場合は花粉の入り込む余地が大きいので、花粉をたくさん持って帰ってしまう可能性が高いです。よく払っておくだけでも部屋の中に入る花粉の量を減らすことが出来ます。自分が花粉症でなくても家族の中に花粉症の方がいる場合は花粉を持ち帰らないことが大切です。体中の花粉を払ったら家の中に入ります。この時にドアはすぐに閉めるようにしましょう。ドアを開けている間は花粉がどんどん入ってしまいます。出来ればドアを開けるときにも小さめに開けることを意識しておくとより花粉対策が出来ます。

顔にも花粉はいっぱい! 手洗い、うがい、洗顔が重要です!
帰宅した後は手洗いとうがいをすることが大切です。のどの奥にはたくさんの花粉がついている可能性もあるので洗い流すことが出来ます。手や腕にも花粉が多くついているはずなので、手洗いも入念に行っておくことが大切です。花粉症対策はインフルエンザ対策と似ている部分も多く、両立させやすいといえるでしょう。顔の上にも花粉がついている可能性が高いので洗顔をよく行っておく必要があります。この際の洗顔については洗顔料を使わなくても問題がありません。寒い日で冷水での洗顔が難しければぬるま湯でも問題ありません。

こまめに掃除をすることが大切

ドアや窓の開けっ放しはNG! 換気は換気扇で。
どんなに花粉を持って帰らないようにしていても家の中の花粉の量をゼロにすることは不可能です。一度家の中に入った花粉は簡単には部屋の外に出ていきません。家の中の花粉を減らそうとして換気を行うと出ていく量よりも、入ってくる量の方が多いのであまり効果がありません。換気をするにしてもドアや窓を開けるよりも、換気扇などを使う方が対策としては有効です。

拭き掃除が有効的! マスクの使用もお忘れなく
入ってくる花粉をどうしても防ぎきれない以上、重要になってくるのが掃除です。掃除機をかけると花粉をどんどん吸いこむことが出来ます。床や壁にこびりついた花粉を取り除くためにも拭き掃除を行うのは有効といえます。ほとんどの掃除は花粉に有効となりますが、掃除の際には花粉が舞ってしまうのでマスクなどを着用した上で行うことが大切です。特別な掃除用品を使わなくても一般的な雑巾、掃除機、ほうきなどで花粉を除去することが出来ます。

花粉対策において布団の扱いは非常に重要

花粉時期は部屋干しか午前中に!
布団は保温性能を高めるために空気の入る余地が多くある作りになっています。花粉がたくさん飛散している時期に外に布団を干すと、布団内部には大量の花粉が入ってくることになります。ここで入った花粉はどんなにたたいたとしても全てを取り除くことはできません。そのため、花粉の飛散する時期には布団を外に干さないことが重要となります。布団乾燥機などを使うことで外に干さなくても布団を清潔に保つことが出来ます。どうしても干したい場合は花粉の飛散量が少ない午前中に干すのが花粉対策になります。

花粉の掃除は朝が有効的!
掃除は朝に行うと効果が高くなります。家の中にある花粉は人の動きに連動して部屋中を舞います。どんなに軽微な動きでも微細な風が起こるので、花粉が飛び続けることになります。そのような状態で掃除をしても空気中にある花粉を除去しきることは出来ません。朝であれば寝ている間に床に落ちた花粉を効率的に除去することが出来ます。外出先から帰った直後も花粉が床に落ちている可能性が高く、掃除すると効果が大きくなるといえます。特に床を拭き掃除するときはタイミングが重要となります。

ベッドにも花粉は多く溜まっている可能性があります。ベッドで寝ているときに寝がえりを打つとベッドに含まれている花粉が舞い、寝ている方の鼻や口から侵入していきます。寝起きのときに花粉症の症状が悪化することがあるのはこのためです。枕の近くの部分を水で濡らしたティッシュやタオルなどでふき取ることによって花粉の量を減らすことが出来ます。

お風呂場は最も花粉が舞いにくい場所

花粉は湿気が多い場所では水分を含むので舞いづらくなります。雨の日になると花粉の飛散量が減るのはこのためです。お風呂場は湿気が非常に多くなるので花粉が舞うことはほとんどありません。お風呂でしっかりと花粉を洗い流すことは家の中で過ごす上で非常に重要となります。翌朝シャワーを浴びるからとお風呂に入らずに寝てしまうと、ベッドにたくさんの花粉がもたらされてしまいます。そのため、花粉症の時期は普段以上に就寝前にお風呂に入る重要性が高いといえるでしょう。

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