恋愛したいって気持ちになる「恋愛漫画」9選


しばらく恋愛していなかったり、失恋したあとだったりすると、なかなか恋愛したいなっていう気持ち(通称、恋愛スイッチ)がなかなか入りづらいですよね。
そんな人にオススメなのが恋愛漫画を読むことです。決して、キラキラとした漫画ばかりではなく、泥臭く恋愛していたり、倦怠期に入りながらもお互いを思っているなど、様々な恋愛の形に触れることで、新たな恋愛に出会ってみたいという気持ちが湧いてくるかも。

ということで、今回は「恋愛したいって気持ちになる恋愛漫画」を、漫画好き女子に選んでもらいました。

春待つ僕ら (あなしん)

(あらすじ)
主人公の春野美月は、高校入学を機に自分を変えたいと、中学の同級生の多くが進学した高校を選ばず、別の高校に入学する。しかし、過去にあるトラウマを抱えている美月は、なかなか輪に入れない日々を過ごしていた。

そんなとき、アルバイト先のカフェに、学校で「バスケ部イケメン四天王」と呼ばれる4人がやってきて、出会うキッカケとなる。美月は次第に、四天王の一人でクラスメイトでもある浅倉永久のバスケに真剣に打ち込む姿に惹かれていく。そこに、美月の幼なじみで、アメリカ帰りの有名なバスケ選手である神山亜哉が現れ、永久と亜哉の二人の間で想いが揺れることになる。

(読者の声)
「春待つ僕ら」は、私の一押しの恋愛漫画です。イケメン2人から好意を寄せられるというストーリーはよくある展開かもしれないけど、とにかく読んでいてキュンキュンすること間違いなしです。読むと、自分もまた高校生の青春時代に戻って恋がしたくなりますね。「あー私もこんなセリフ言われたい」と何度思ったか分かりません(笑)(28歳・女性)


君に届け (椎名軽穂)

(あらすじ)
主人公の爽子は、名前とは正反対に見た目が暗く、長い黒髪の影響で周囲から「貞子」と呼ばれて怖がられたり、謝られたりして、クラスに馴染めずにいた。そんな爽子と対照的な、爽やかでクラスの人気者の風早翔太は、爽子の憧れの的であったが、あるキッカケに親しくなる。 爽子、風早を中心に、恋に友情に進路と、高校生のリアルな悩みを通して、それぞれが成長していく高校3年間の青春模様を描いた作品です。

(読者の声)
恋愛漫画でオススメなのは「君に届け」です。思春期の初々しい恋愛に毎回胸がトキメキます。恋愛慣れした話だとマンネリ化してしまうのですが、初恋は思いれが強いため原点に戻るような気持ちで読んでいます。爽子がめげずにただひたすらに純粋に向き合っているからこそ、風早くんも爽子に惹かれていったのだと思います。女性向け漫画ではありますが、風早くん目線の話もあり、主人公である爽子を更に応援したくなります。特に両思いになる前のもどかしさに恋愛あるあるで共感できると思います!(37歳・女性)

椎名軽穂先生の「君に届け」を読んで、私は恋愛したい!と強く思いました。この作品は大人気で王道の名作なだけあり、何度読み返しても高校生の甘酸っぱい青春から私も恋したいと思うことができます(笑)また、主人公の爽子の周りにはとても優しい友達が沢山いるので、前向きな気持ちになることが出来ます。爽子がとっても可愛いのも魅力です。(21歳・女性)

大人になってからは、あんなピュアな恋愛出来ないだろうけど、とにかくきゅんとして恋がしたくなります。高校時代に風早くんみたいな爽やか男子に会いたかったです。爽子の一生懸命さも好感が持てました。出てくるキャラも嫌な子がいなくて良かったです。付き合う前までのじれったい感じがたまりません。職場の同僚たちとキャーキャー言いながら読みました。(34歳・女性)


マリンブルーの風に抱かれて (矢沢あい)

(あらすじ)
主人公の橘遙は、夏のビーチで、アメリカに引っ越していたはずの初恋の相手、有川亨と再開する。遙と亨、そして遙の従兄弟(いとこ)である清水一平は同じ高校へ通い、亨と一平はサーフィンを通じて仲良くなる。亨は遙に恋心を抱いていたが、一平もまた遙に恋心を抱いていた。そこで、二人はサーフィンの大会で決着をつけようとするが、亨のボードが一平の頭部を強打する事故で、一平は意識不明の状態となってしまう。
一平は、無事手術が成功し意識を取り戻すことになるのだが、遙は一平を大切に思う気持ちと、初恋の相手である亨に対する気持ちの間で思い悩む日々を過ごすことになる。

(読者の声)
矢沢あい先生の「マリンブルーの風に抱かれて」を読むと、「恋愛したい!」って気持ちになります。私には生まれ育った場所は海もなく異性の幼馴染もいませんでしたが、この漫画を通して体験できないことを体験できたという、不思議な感覚が得られました。最初は単に楽しんでいたサーフィンが少女を巡って戦うことになる、なんて甘酸っぱいんだろう、自分も主人公の少女になりたいという気持ちになりました。(23歳・女性)


プライド (一条ゆかり)

(あらすじ)
主人公の麻見史緒は、オペラ歌手を志す音大生で、卒業を控えたある日、ハウスクリーニングのバイトで家に来ていた、同じくオペラ歌手を志す苦学生の緑川萌と知り合う。史緒は父親の会社の倒産で、留学の予定が崩れてしまうが、留学の権利が与えられるコンクールに参加することに。そこで、萌と再会することになる。
史緒の尊大な態度や、恵まれていた環境への嫉妬から、萌は史緒に対し、決勝直前に「あなたのお母さんはあなたを庇って死んだのよ」と告げ、動揺したまま史緒はコンクールの舞台へと上がることになるのだが・・・。
嫌い合う二人出会ったが、二人の才能が周囲の人間を巻き込み、日本、ウィーン、イタリア、ニューヨークへと活躍の舞台を広げていく。

(読者の声)
一条ゆかり先生の「プライド」は、最初はとにかく壮絶という印象を持ちましたが、物語が進んでいくにつれて、それぞれの悩みが見えてきて面白かったです。大人の恋愛漫画ですが、如何せん主人公たちが恋愛経験が少ないため、少年少女のようなやり取りが続きます(笑)が、読み終わると恋愛スイッチが入る不思議な感覚になります。(22歳・女性)


黒崎くんの言いなりになんてならない (マキノ)

(あらすじ)
主人公の赤羽由宇は、冴えない中学時代から心機一転、高校デビューを果たしていた。 憧れの「白王子」こと白河タクミがいる学園寮に住むことになり、充実した毎日を送る・・はずだったのが、そこには「黒悪魔」と恐れられる黒崎晴人もおり、あるきっかけで「罰」として絶対服従を命じられてしまうことに。
躾と称して迫ってくる黒崎、憧れの存在の白河、由宇の心は二人の間でドキドキしっぱなし!

(読者の声)
私はオススメは「黒崎くんの言いなりになんてならない」です。 私には長く付き合っている彼氏がいて、ドキドキしたり、ときめいたりという感覚からはしばらく遠ざかっていました。でもこの漫画を読んで、彼氏に内緒でもっともっといろいろな恋愛をしてみたくなりました。(笑)とはいえ浮気するつもりはないですが、トキメキを思い出せた漫画です。(26歳・女)


オオカミ少女と黒王子 (八田鮎子)

(あらすじ)
主人公の篠原エリカ、高校一年生は、友達との会話で自分の彼氏との恋愛話を語るのだが、実は見栄を張ってのウソで、恋愛経験すらないのであった。彼氏を見せないエリカに対して友達に段々と怪しまれ始めていることを知ったエリカは、偶然、街中でイケメン少年を見かける。エリカは咄嗟にそのイケメン少年を盗撮し、友達に自分の彼氏として写真を見せてしまうのだが、その彼は同じ学校で王子と呼ばれる佐田恭也だった。

そんなことを知らなかったエリカは、恭也に口裏合わせを頼みに行き、彼氏のフリを承諾してくれたのだが、恭也の本性はドSの黒王子で、エリカに対して「3回回ってお手してワンだ」と条件を突きつけ、嘘がバレて友達グループから外されることを恐れたエリカは、言われた通り、恭也の犬となってしまうのでした・・・。

(読者の声)
私がお気に入りの恋愛漫画は、「オオカミ少女と黒王子」です。恋愛経験が全くなくて見栄っ張りなヒロインが、友達に彼氏がいると嘘をついたことで同じ学校のイケメンに彼氏のふりをしてもらう話です。とにかくキュンキュンするシーンが満載で、すごく恋をしている人がうらやましくなります。女の子が言われたいセリフがいっぱい出てくるので、恋愛をしたい人にすごくおすすめです。(23歳・女性)


ハチミツとクローバー (羽海野チカ)

(あらすじ)
主人公の竹本祐太は美大生で、同じアパートに暮らす先輩の真山巧や、高い才能を持ちながらも美大一の「変人」として知られる森田忍らに囲まれ大学生活を送っていた。

そんなある日、竹本は桜の木の下で見知らぬ少女に出会い、一目惚れしてしまう。その少女は美大で教鞭をとる花本修司のいとこである花本はぐみだった。花本はぐみは、極端な人見知りであったであったが、その才能は、彼女の作り出す作品を見るもの全てを惹きつけるほどの圧倒的なものであった。森田もはぐみの才能に気づき、興味を持つようになり、はぐみも森田の才能を認め、心引かれていく。天才同士の引かれ合う才能を目の前にして、竹本は自分の恋が叶わぬものと気づいてしまうのであった。

それぞれの登場人物の不恰好ながらも一生懸命に恋や進路に悩んでいく姿を描いた青春漫画。

(読者の声)
羽海野チカさんの「ハチミツとクローバー」は、切ない片思い、幸せな恋、過去の恋などそれぞれの色んな恋模様が細かく描かれていて、とても共感しました。片思いに一区切りつけて新たな恋が始まる瞬間もあり、私もまた恋をしようと思わせてもらいました。恋した時のキラキラした表情やドキドキ感が可愛いタッチで描かれている、とても素敵な作品です。(26歳・女)


喰う寝るふたり 住むふたり (日暮キノコ)

(あらすじ)
主人公は、アクセサリーメーカーで働く町田りつ子(リツコ)と、印刷会社で働く野々山修一(のんちゃん)。二人は、高校3年生の時から交際を始めて10年、同棲を始めて8年と付き合いが長いカップルですが、付き合いが長いからこそ生まれるすれ違いや悩みをテーマに、男と女のそれぞれの視点から描いたザッピングストーリー。

過去に一度はリツコにプロポーズしたのんちゃんも、さり気なさすぎてリツコに流されてしまう結果に。倦怠期に入った二人の恋の行方は・・・!?。

(読者の声)
「喰う寝るふたり 住むふたり」は、書店員コミック担当をしていた時に、一巻から好きになり、完結までずっと店頭でおススメして売りました!大人女子に是非読んで欲しい作品です。 付き合い歴は10年、30手前の同棲カップルの二人。結婚はしていない状況や世間の声、二人の関係や気持ち、同棲生活の色々、ちょっとした男女の考え方の違い、親友の結婚などの日常ですが、何気ない話だからこそのリアルな共感部分は大きいです。
何より良いのは、同じ話を前半と後半に分けて、男女それぞれの視点で描かれていることです。あの時、相手はこんな風に思っていたんだ、というのが分かり、その設定は新鮮で最後までこの作品の魅力でした。(35歳・女性)


源氏物語 あさきゆめみし (大和和紀)

(あらすじ)
本作は、平安時代を舞台に「光源氏」と呼ばれ美しく優雅な美少年・源氏の君が様々な女性と交えた許されぬ恋と苦悩に満ちた人生を描いた紫式部の古典文学『源氏物語』を『はいからさんが通る』、『ヨコハマ物語』などの代表作を持つ大和和紀が漫画化した作品。

多くの女性と恋に堕ちた源氏の君の恋物語は、父の妻、そして義母である藤壺の宮への恋から始まった。決して越えてはならない一線を踏み越えてしまった源氏の君は・・・。

(読者の声)
私の恋愛したいときに読んでいた漫画は、大和和紀の「源氏物語 あさきゆめみし」です。現代でいうところの超イケメン、非の打ちどころがない光源氏に翻弄される女性群。家系のしがらみや人間の本質を多種多様の女性に絡ませながら、時代に流れていく恋愛の姿を見て、私もこんな恋がしてみたかったと思いました。個人的には、光源氏の初恋の人、継母である桐壷のような危ない恋がしたかったです(46歳・女性)


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