「異世界チート魔術師」は、web小説として注目を集めて書籍化・漫画化された異世界系王道ファンタジー作品です。今回は、2018年9月時点でシリーズ累計100万部を突破する程の人気作品である「異世界チート魔術師」魅力を紹介します。

「異世界チート魔術師」にアニメ化企画の動き、なろう発作品でマンガも連載中 https://t.co/9IgUf75mV5 pic.twitter.com/BMp2Fw6VPZ

— コミックナタリー (@comic_natalie) 2018年4月16日

「異世界チート魔術師」の気になるストーリーは？

「主人公1人のみ」が異世界に転生・ワープする異世界系漫画が多い中、「異世界チート魔術師」は「西村太一」と「吾妻凛」の2人が同じタイミングで光に吸い込まれて異世界にワープするという他の異世界系漫画にはない物語の始まり方となっています。元の世界では平凡な高校1年生だった太一ですが、異世界にワープしただけであり得ない圧倒的な力を手にしました。一方、凛は特に突出した能力や才能を得ていたわけではなく、太一の得た力は今後物語の結果を左右する「何らかの伏線ではないか」と推測する読者が多くいます。

26日発売の『少年エース』1月号では、アニメ化企画進行中の『異世界チート魔術師』が表紙で登場！　本編は第22話。アナスタシアとの潜入捜査の途中、太一は場には不釣り合いな双子の少女・ミロとメロと遭遇する。彼女たちのいる部屋にひしめき合っていた驚異の存在とは――。 pic.twitter.com/mKw5giYYxL

— ヒーロー文庫編集部 (@herobunko) 2018年11月27日

太一が得た力が「どれだけ圧倒的なのか？」という点が気になった方も多いですよね。太一と凛がワープした世界では数多くの魔術師は存在していますが、太一に関しては「召喚魔術師」といった他のキャラクターとは違う能力が付与されています。また、作品内には「冒険者ランク」があり、太一と同じランクCの魔術師は魔力量が3万前後、ランクAの熟練の魔術師ですら4万3千となっていますが、太一の魔力量は「12万」とまさに桁違いなんです。さらに魔力量と同様に重要になる魔力強度もランクCで4千前後、ランクAで6千程度ですが、ここでも太一の魔力強度は桁違いの「4万」と数値を比べるだけでどれだけ強いのか把握する事が出来ます。

本日26日は『少年エース』発売日です。コミックス発売即重版、すでに３刷の『異世界チート魔術師』は大人気御礼センターカラーで掲載！　順調に実績を残し、ギルドからの指名依頼を受けた太一と凛。調査のために酒場に潜入捜査をすることに。どうみても若い二人に酒場の荒くれ者たちが取る行動は―― pic.twitter.com/6ukbsYlCZB

— ヒーロー文庫編集部 (@herobunko) 2017年7月26日

冒険者ランクCの中だけではなく、世界中で誰よりも強い太一とランクCの中では抜きん出た魔力量・魔力強度を持つ凛の2人は、元の世界に戻るために様々なトラブルを解決していきます。難なくトラブルを解決し順調に実績を残す2人の噂を聞きつけた大手ギルドのマスターから直接依頼をされたり、ワンランク上の依頼に挑戦する事を勧められたりとドンドン活躍していきます。

「本当に平凡な高校生だったの？」と読者が思わずツッコミをしてしまいそうになる太一の頭の良さも魅力です。手に入れた圧倒的な力にばかり頼ったトラブルの解決だけではなく、頭を使った解決もしっかりとしています。大人でもそんな細かな所には気付けないよ！と感心する読者も多いです。しかし、所々で困惑や狼狽している姿を見せる事もある太一を見ると、やっぱり元の世界ではちょっと運動が出来る平凡な高校生だったのかな？と考えさせられる場面もあります。

本日は『少年エース』10月号の発売日です。『異世界チート魔術師』はなんと一挙２話掲載！ 預かり知らぬところで情勢が変化していく中、太一と凛はミューラの誘いで魔物の大規模掃討依頼への参加を決める。持ち前の実力で順調に依頼をこなし、このまま無事に終わるかと思えたのだが……。 pic.twitter.com/8PVjgQpeAf

— ヒーロー文庫編集部 (@herobunko) 2017年8月26日

異世界系ファンタジー作品の目玉となるバトルシーンのクオリティーの高さも「異世界チート魔術師」が人気を得ている理由の1つとなっています。キャラクターやモンスターの動きを把握しやすい描写やスピード感あるテンポの良さ、魔法発動時やフィニッシュ時の格好良さ・爽快感は読んでいるだけでワクワクさせられると評判です。それぞれのキャラクターが持つ属性に因んだ魔法や必殺技にも注目しながら読むとさらに楽しめます。

魅力的な女性キャラが続々登場！

暫く動けておりませんでした。申し訳ありません。
毎月26日は、月刊少年エースにて「異世界チート魔術師」を連載しています。
今月は、凛＆ミューラが盛り沢山！単行本4巻も、も9月末に発売予定です。よろしくお願い致します！ pic.twitter.com/BHaVg4a0TP

— 鈴羅木@9/26異世界チート魔術師4巻 (@suzuragi) 2018年7月21日

個性豊かな女性キャラクターが多いといった点も「異世界チート魔術師」の注目ポイントです。「モデル体型で、10人中9人は可愛いと絶賛される美少女」という可愛い見た目通りの設定があるメインヒロインの凛以外にも、「エロスを無差別で撒き散らす」魅惑的な容姿のレミーアや「彼女の美貌と渡り合える女性はまずいないと言われる絶世の美女」のミューラと男性の心を鷲づかみにする魅力的なキャラクターがドンドン登場します。ロリから大人のお姉さんまで、幅広いジャンルの中からお気に入りのキャラクターを簡単に見付けられます。

26日発売の『少年エース』1月号では、アニメ化企画進行中の『異世界チート魔術師』が表紙で登場！　本編は第22話。アナスタシアとの潜入捜査の途中、太一は場には不釣り合いな双子の少女・ミロとメロと遭遇する。彼女たちのいる部屋にひしめき合っていた驚異の存在とは――。 pic.twitter.com/mKw5giYYxL

— ヒーロー文庫編集部 (@herobunko) 2018年11月27日

数多くの依頼やトラブルをスピーディーに解決していく太一と凛ですが、時には困難にぶつかる事もあります。チート能力を持った主人公が手当たり次第トラブルを解決していくだけの異世界系漫画がありますが、「異世界チート魔術師」は依頼を通して成長する主人公の様子も楽しめます。また、物語序盤から様々な箇所に伏線が張られている作品でもあります。すぐに回収される伏線も多いですが、回収するまでに時間をかけている伏線もチラホラあるので、ストーリーを楽しんだ後は「伏線探し」や「自分なりの考察」等で何度読んでも楽しい作品となっています。伏線が回収される度に、ページを遡って読み直す読者も多いんですよ。

さらに、バトル・シリアスパートだけではなく、日常・ギャグパートもしっかりと用意されているので、肩の力を抜きながらリラックスして読めます。バトルと日常の描写バランスが良く、引き伸ばしや間延びを感じる事なくサクサク読み進められます。「もっと日常・ギャグパートが見たい」といった読者の要望も多かった事から「それゆけ！異世界チート魔術師」というスピンオフ4コマ漫画の連載も開始されています。本編の漫画版とスピンオフ漫画の両方を読む事で、作品の世界観やキャラクター同士の人間関係をより理解する事が出来ます。