【川柳少女】雪白七々子の声優・花澤香菜さんってどんな人?プロフィールや出演作品まとめ

口下手なため、なかなか相手に意思を伝えられない少女がいます。彼女が思いを託すのは、短冊に書き記す川柳でした。そんな高校1年生女子、「雪白七々子」を演じるのが、声優の花澤香菜さんです。美少女でありながら天然でもある七々子を、花澤さんは魅力たっぷりに演じています。ところで、花澤さんとはどんな人なんでしょうか?彼女のプロフィールや出演作を通して、花澤香菜さんに迫ってみましょう!

アニメ「川柳少女」の主人公「雪白七々子」はこんなキャラクター


アニメ「川柳少女」とは、週刊少年マガジン(講談社)にて連載されている漫画をもとにした作品です。作者は五十嵐正邦さんで、川柳少女は彼の4作目の連載漫画になります。このアニメの主人公「雪白七々子」は、口下手なため上手く言葉で他の人とコミュニケーションがとれません。彼女が喜怒哀楽を表現するときには、五・七・五の川柳で表します。そのため、常に短冊と筆をふところに携えています。七々子は長い黒髪が美しい少女です。朝に弱く、天然なところがある彼女は、クラスの男子に密かな人気があります。しかし彼女には、心に思う人がいるのです。

七々子が憧れるのは、同い年の「毒島エイジ」。見た目がヤンキーなので怖がられることが多いけれども、心の優しい少年です。七々子とエイジは川柳を通じて知り合い、やがて同じ高校に入学し、文芸部に所属することになります。様々な思いを託した七々子の川柳を中心に、このふたりの物語は展開をしていくのです。

花澤香菜さんはどんな声優さん?


花澤香菜さんは、東京都出身の声優さんです。生まれは1989年2月25日。子役としてデビューした彼女は、「やっぱりさんま大先生」にレギュラー出演をしていました。花澤さんのアニメでのデビュー作は「LAST EXILE」(2003年)で、それ以来数々のアニメに出演をしています。大沢事務所に所属し、主役級の役どころを演じることがほとんどです。可愛らしい声質と、アイドルのような容姿で男性ファンが多く、アニメイベントに出演するとなると、大勢の男性ファンが訪れます。

デビュー当時は可憐な役が多かったのですが、破天荒な役や落ち着いた役など、役柄のレパートリーが豊富になりました。今回のアニメ「川柳少女」では、声にならない声を表現することに、喜びとやりがいを感じているそうです。

アーティストとしての花澤香菜さんも知っておこう!


花澤さんは、アーティスト花澤香菜としても人気です。アニメ「化物語」のOP曲のひとつ、「恋愛サーキュレーション」で彼女の歌声に触れた方も多いことでしょう。アニメでのキャラクターソングは非常に多く、枚挙にいとまがありません。アニメ「RO-KYU-BU!」ではユニットの1員となり、日笠陽子さんなどと行動を共にしています。ファーストシングルは2012年4月の「星空☆ディスティネーション」で、アルバムは2013年2月の「claire」が最初になります。ライブ・イベントも積極的にこなしていて、毎年のようにワンマンライブや単発ライブを開催し、多くのファンを動員しています。声優としての花澤さんに興味を持ったのなら、アーティスト花澤香菜のチェックも欠かせません。

花澤香菜さんの代表作はどんなアニメで、どんなキャラを演じている?

花澤香菜さんは多くのアニメでヒロイン役を担当しているため、代表作に事欠きません。そこでここでは、数多い彼女の代表作の中から、特に5作品を選んでご紹介します。

「ニセコイ」小野寺小咲


2014年のアニメ「ニセコイ」では、主人公の一条楽が思いを寄せる小野寺小咲役を担当しています。ダブルヒロインのひとりで、もうひとりのヒロイン桐崎千棘とは正反対の、おっとりとした性格が特徴です。実は主人公の楽と両想いなのですが、鈍い楽の性格もあってなかなか思いが伝わりません。そういったやきもきするような役どころを、花澤さんは好演しています。

「STEINS;GATE」椎名まゆり


2011年に第1期が公開された「STEINS;GATE」では、主人公の岡部倫太郎の幼馴染である椎名まゆり役を演じています。まゆりは主人公が主催するラボの1員でタイムマシンをめぐる、ラボと組織との戦いに巻き込まれます。まゆりを助けるべく、主人公は何度も過去に飛びます。花澤さんはラボのみんなを癒すまゆりを、そのホッとするボイスで演じ切っています。

「宇宙よりも遠い場所」小淵沢報瀬


2018年公開の「宇宙よりも遠い場所」では、主人公の玉木マリと共に南極を目指す女子高生、小淵沢報瀬を演じています。報瀬は、過去にスカウトをされたことがあるほどの美少女で、成績も優秀です。ところが極度の人見知りでもあり、なかなか友人ができない少女でもあります。南極で行方不明となった母の消息を知るため、報瀬は主人公たちと南極へ向かいます。周囲から孤立しがちな少女を、花澤さんは熱演しています。

「五等分の花嫁」中野一花


2019年公開の「五等分の花嫁」で花澤さんは、中野一花役を担当しています。このアニメは五つ子の女子高生が主人公で、一花はその長女です。左に流したショートヘアーが特徴の、お姉さん気質にあふれた一花を花澤さんは好演しています。新人女優でもある一花ですが、性格はかなりズボラです。

「はたらく細胞」赤血球


2018年公開のアニメ「はたらく細胞」では、赤血球役を演じています。赤血球は複数存在をしていて、帽子から飛び出た赤毛が目を引く赤血球、AE3803が花澤さんの担当です。方向音痴のためよく迷子になるのですが、そのおかげでトラブルに遭遇することの多い赤血球役を熱演しています。