永遠のテーマというべき「男女間の友情」が成り立つのかどうか。
人それぞれに様々な体験があり、この議論に決着が付くことはないと思いますが、今回は、「男女に友情は成り立たない」と主張する方に体験談をお話し頂きました！

親友の男友達の下半身の膨らみが・・・

私には幼馴染で同い年の男友達がいます。家がすぐ近くで、私が男勝りでやんちゃな性格であったことから、高校生になっても二人でよく連んで遊んでいました。周りからは付き合ってるのではと冷やかされることもありましたが、子供の頃から気の合う親友と見ていた私は特に気にも留めていませんでした。

そんなある日、彼が交通事故に遭ってしまいました。彼の前方不注意で、怪我自体は大したことではなかったのですが、頭を打った可能性があるとのことで、様子を見るために入院することになりました。

見舞いに行くと、彼はすごく弱気になっていて、私が知っているいつもの彼の表情ではありませんでした。入院させられたことから実際の病状以上に本人が深刻に捉えていたのだと思います。

親から持たされたお見舞いのフルーツをベッドの横に置きながら、ほかに必要なものある？って聞いたら私に、彼がとても言いづらそうにお願いしたいことがあるとのことでした。その表情に「まさか遺言？」と縁起でもないこと思いながら聞いて見ると、なんと私と「エッチしたい」と言ってきました・・・。

生命の危機があると子孫を残すために・・・とは聞いた事はありますが、親友と思っていた相手からの突然の衝撃発言と、その時の親友のパジャマ姿の下半身の膨らみに、ショックを覚えたのを鮮明に記憶しています。私は、「頭打ってバカになったんじゃないの？」と茶化し、相手も「冗談だよ」とだけ言葉を交わして、私は慌てて病室を後にしました。

実は、今でも彼とは仲のいい友達関係を続けているですが、あれ以来、怪我や入院の話題はお互いが避けるようにしています。（カナ/22歳）

いつ恋愛スイッチが入っちゃったの！？

いつものように男友達と2人で飲みに行った日の出来事です。仲がいい友達はほぼ地元に残っているから上京組の私にとっては飲みに行けて愚痴もこぼせる貴重な友達の一人でした。いつもと同じようにお互いの近況の話をして飲んでいたのですが、その日の彼はずっと違和感がありました。

今まではなかったのに、今日はやたらとエスコートをしてくるしボディタッチもしてくるので何だか変だなと思いつつ、仕事に疲れて甘えたいのかなと思い適当にあしらいながらスルーしていました。

そんな時に急に男友達が黙り込みました。何かと思って不思議に思っていると急に顔をあげ、真剣なまなざしで「今度デートしよう」と言われました。正直、恋愛対象として見ていなかったので、突然の告白に状況を飲見込むのに時間がかかりました。その場は茶化して曖昧な返事をして逃れました。

数カ月経った今でもデートのお誘いが来ますが予定が合わないと伝えて、のらりくらりとかわしています。気さくに付き合える仲のいい男友達だと思っていた分、ショックでした。それまでそんな素振りを見せなかった男友達の恋愛スイッチがいつ入ったのか謎でしかないです。（マナ/28歳）

気の合う友達の一人のはずが・・・

中学生の頃、とても気の合う男の子がいました。同じクラスで、趣味も合っていて、よく彼と一緒になってバカ騒ぎをしていました。

最初の頃は、男女間で友情が成立していたと思います。ですが、学校の行事で同じ係になり、一緒にいる時間が増えるうちに、私は彼のことが好きになっていました。彼に誘われて遊んでいても彼の事が気になって仕方なかったですが、彼にとっては気の合う友達の一人に過ぎないんだなと、彼と私の気持ちの温度差を感じた時、男女の友情なんてないんだなと思いました。

数年後、彼のことが忘れられず、告白しましたが、振られちゃいました。振られたけど、ずっと引きずっていたモヤモヤがなくなって、すっきりしたのを覚えています。（リオ/24歳）

飲み友達だと思っていたけど・・・

私はお酒が好きで一人でバーに飲みに行くこともしばしば。一人でバーに行くと自然と飲み友達もでき、「飲み仲間」もたくさんできました。その飲み仲間はほとんんど男性で、全員私より年上の大人な男性ばかりでした。しかし、私のことを、年下だからと馬鹿にしたりせず仲間の一人と接してくれる人たちです。

ある日、その中の独身男性から休日のお昼に食事に誘われ、何も予定がなかったためその誘いにのりました。当時20歳前半だった私は、純粋に友達と遊ぶ感覚でいたのですが相手側は違ったようで、食事後そのままホテルに連れていかれそうになり、裏切られた感じがしてとてもショックでした。

男女の友情が成立すると思っていた当時でしたが、その出来事を境に恋愛感情のない男性と食事に行くのをきっぱり辞めました。今ではいい経験ができたと思えますが、その時はしばらく男性恐怖症のようになりました。（モモ/30歳）