アニメ「W’z《ウィズ》」の魅力を徹底解説!音楽とバトルの融合アクション

2019年1月スタートの「W’s〈ウィズ〉」は、音楽とバトルが融合したオリジナルアニメプロジェクトです。『K』シリーズや『ハンドシェイカー』を手掛けたアニメスタジオ「GoHands」と「Frontier Works」がタッグを組み、海外でも評価の高いレーベル「GOON TRAX」が音楽を担当するなど、強力な陣容に期待が持てる1作ですね!


バトル×音楽の新感覚アニメ!

「W’s」はバトルアクションと音楽が融合した、挑戦的なオリジナルアニメです。物語は、人付き合いが苦手で幼い頃から他人と手を繋ぐことを禁じられた主人公のユキヤが、ある日趣味のDJを生配信しようとしたときに、「別世界」へと旅立ってしまうというところから始まります。視聴数を稼ぐためにユキヤが取った「ある行動」は、結果的に彼を窮地に追い込んでしまいます。ひとりでは立ち向かえない――そんな状況下で、個性豊かな仲間とともにユキヤはDJとしてターンテーブルの前に立ちます。


主人公のユキヤは「DJ Y’s〈ワイズ〉」として活動しており、物語の中心には音楽というテーマが置かれているのが本作品の特徴です。数多くの有力なDJを抱えるレーベル「GOON TRAX」の制作協力も気になるところですが、中でも注目はヒップホップ界の新鋭「DJ RENA」が参加している点でしょう。2004年生まれのDJ RENAは、3歳からヒップホップダンスを始め、8歳でDJとしての活動をスタート。2017年には世界で最も権威あるDJの大会「DMC WORLD FINAL」を史上最年少となる12歳(当時)で優勝を果たすなど、最も注目されている若手DJです。物語を盛り上げるBGMや挿入歌にも注目ですね!

制作を担うのは、2017年放送の「ハンドシェイカー」でタッグを組んだ「GoHands」と「Frontier Works」。2018年10月にはプロモーション映像が公開され、ハイクオリティなCGを駆使したバトルアクションが公開前から話題を呼んでいます。

オープニングテーマの『Reason』を歌うのは、舞台『家庭教師ヒットマンREBORN! theSTAGE』で主演を務めた竹中凌平。


エンディングの『神様はきっと』は女性アーティストのFukiが担当します。声優業からキャラクターソングまで幅広い活動をしているFukiは、『テラフォーマーズリベンジ』でもEDを担当するなどアニメタイアップが多いだけに期待が持てそうですね!


豪華声優陣が勢ぞろい!

主人公をはじめ、魅力的なキャラクターが多いのが本作品の特徴。メインキャラクターのキービジュアルは公開前からオフィシャルサイトで公開されているので、担当の声優ともに紹介します。


荒城ユキヤ(CV:福原かつみ)
本作品の主人公。幼いころから親の影響でDJを続けており、動画サイトにプレイ動画をアップするなど、普段から音楽を楽しんでいます。人付き合いが苦手で、「ある理由」から人と手を繋ぐことを禁じられています。内向的な性格ですが、「誰かに何かを伝えたい」「認められたい」「必要とされたい」という思いを秘めており、ある日動画視聴者数を取るためにした行いが、彼を思わぬ状況に陥れてしまいます。

白い髪と青い目が特徴的な美少年ですね。声を担当するのは、2017年放送の『異世界はスマートフォンとともに』で主役を務めた福原かつみさん。主演2作目として、今作でも注目ですね。


荒城令次郎(CV:福山潤)
言葉は乱暴だが人情に厚い、ユキヤの父親です。ミュージックエンジニアとして働いており、ユキヤの音楽面での影響は令次郎からのものが大きいと考えられますね。声優を務めたのは、『コードギアス 反逆のルルーシュ』などでお馴染みの福山潤さん。美少年から父親役まで幅広くこなす実力派の人気声優です。ユキヤとの関係に注目です。

荒城幸音(CV:日笠陽子)
ユキヤの母親です。物語では別居状態にあるようですが、息子を溺愛しているようですね。声優を務めた日笠陽子さんは、『けいおん!』(秋山澪役)や『生徒会役員共』(天草シノ)役などで知られる人気声優です。


文幸=ニールセン(CV:浪川大輔)
ユキヤが憧れるプロのDJで、自らクラブを経営しています。その言葉は独特で何を言っているのか周囲から理解されないことが多いですが、物語の重要な部分を担っていることは間違いないようです。声優は『ルパン三世』の石川五右衛門役などで知られる浪川大輔さんです。


奥池翠(CV:増田俊樹)
若くして奥池グループの取締役を務める大企業の御曹司です。その素性や目的は謎に包まれているので、ユキヤとの関わりなどに注目ですね!声を当てた増田俊樹さんは、『黒子のバスケ』(葉山小太郎役)、『火ノ丸相撲』(加納彰平役)などジャンプ系人気作品に出演した経歴を持つ注目の声優です。


スーチャン=瀬馬(CV:武内駿輔)
”セバ”と呼ばれる、元裏社会のヒットマン。名前も偽名であることから、謎に包まれたキャラクターですね。CVの武内駿輔さんは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(プロデューサー役)、『火ノ丸相撲』(久世草介役)などの人気作品に出演歴があります。1997年生まれの21歳(2019年1月時点)と若手声優ですが、どっしりとした艶のある低音ボイスが魅力です。

キャラクターのビジュアルも魅力的ですが、担当した声優もキャリアのある人気声優ばかりなので、声の演技に要注目ですね!