強い香りはあまり好きではないけど、リラックス効果のあるアロマオイルを使ってみたいという人にぴったりなのがアロマストーンです。石にアロマオイルを染み込ませることで周囲にゆっくり香りを放ち、優しい香りで空間を包んでくれるようなアイテムです。また持ち運びにも便利で、自分が好きな場所に好きな香りを置いておけます。

そこで今回は、アロマストーンの基礎知識や種類、選び方のコツなどを詳しく紹介します。

アロマストーンとは？

アロマストーンとはアロマオイルやフレグランスオイルなどを染み込ませ、香りを楽しむグッズです。素焼きの石や石膏で作られているものが多く、アロマチャームやアロマプレートとも呼ばれています。

インテリアにも馴染むようにおしゃれな容器に入っていたり、花や動物の形になっているなど工夫されています。小さいので場所も取らず、狭い部屋でも置いておけるのは魅力的です。価格も数百円程度なので、沢山購入して様々な香りを楽しむことも可能です。

どのような石を使っているか、どのようなオイルを使っているかによって違いはありますが、香りの効果が続く時間は半日から丸一日です。

アロマキャンドルやアロマディフューザーと比べてのメリット

火を使わないので子供やペットがいても安心
アロマストーンは素焼きの石や石膏にアロマオイルやフレグランスオイルを染み込ませて使用するため、アロマキャンドルの様に火を使うことはありません。小さなお子さんがいる家庭やペットを飼っていると、走り回ったり、興味を示して、アロマキャンドルを倒してしまうと、火事や火傷に繋がってしまう恐れがありますが、アロマストーンではその心配はありません。（但し、口に入れない様に手の届かない場所に置いておくのは重要です。）

コンセントが不要で好きな場所に置ける
アロマストーンは自然な蒸発で香りを放つ仕組みの為、電気は必要ありません。その為、アロマディフューザーの様にコンセントは使わないので経済的な上、自分の好きな場所に置けるのも特徴です。また、定期的な水の補給する手間も省けます。そして、アロマストーンは何より高い機材を購入する必要がなく低コストで香りを楽しむことができます。

家の中に強い香りが染み付くのを防げる
アロマキャンドルやアロマディフューザーなどのように加熱や超音波でオイルを気化させるのではなく、石に染み込んだオイルが自然に気化するので香りが強くないのも特徴です。強い香りを残さないので、家の中に香りが染みつくのも防げます。また香水や強い香りが苦手な男性と同居している場合にもアロマストーンの自然な香りであれば受け入れられることも多い様です。

アロマストーンの種類について

石のタイプ
アロマストーンの素材には石を素焼きしたものや石膏、沖縄県の赤瓦などがあります。素焼きの石は陶磁器に釉薬をかけずに焼き固めたものです。また石膏は硫酸カルシウムの水和物で、骨折したときのギブスや黒板のチョークなどに使われている素材です。どちらの素材も多孔質（ごく小さな穴がたくさん空いている）な物質の特性を活かして、空間に香りを広めます。赤瓦は吸水性と発散性に優れていているのが特徴です。

デザインのタイプ
デザインの種類には置き型や缶入り型、壁掛け型があります。
置き型はアロマストーンの中でベーシックなタイプのもので、平らな形をしています。フラットな形をしていて、お皿に載せて使うのです。

缶入り型は缶に入っているのが特徴で、持ち歩けます。蓋が付いているものもあるのでホコリをかぶる心配もなく、お手入れが簡単です。

壁掛け型はアロマストーンに穴が開いていて、そこに紐が付いているので壁に掛けます。壁に掛けるだけでなくドアノブに掛けておくなど、アイデア次第で色々な使い方が出来るのも魅力です。

選び方のポイント

アロマストーンを選ぶときには、まず形やデザインで選ぶようにします。落ち着いた印象にしたいのなら丸い形や四角い形で単色のものを、ストーンを目立たせたいのならキャラクターなどデザイン性の高いものを選びます。設置する場所やインテリアの雰囲気に合わせて選ぶと失敗が少ないです。

使いたいアロマオイルの種類によってアロマストーンを選ぶことも大切です。ペパーミントやローズマリーなどハーブ系の香りが強いアロマセラピーを使いたいのなら、穏やかに香る赤瓦にしたり、オレンジやレモンなど柑橘類の香りは短時間だけ匂いが漂うのでしっかりオイルを吸収してくれる素焼きの石を選んだりします。

香りをミックスして使いたいときには専用のストーンにしたり、いくつかの石を組み合わせて使えるような商品を選ぶのも賢い方法です。

用途別！オススメのアロマストーン

初めてアロマストーンを使う、インテリアに馴染むようなデザインを求めているときには「無印良品」のアロマストーンです。乳白色の優しい色合いが特徴で、丸い形をしています。シンプルなデザインで、どのようなタイプのお部屋にも合わせやすいです。お皿の上に数個置いて飾ることもでき、ストーンの数で香りの強さを調節します。

香りだけではなく見た目にもこだわりたいのなら、見谷陶器の「アロマディフューザーローズ」
ティッシュセラミックという素材を使用しており、速乾性や吸水性に優れている商品です。サイズは5センチほどで、ローズの形をしています。カラーはホワイトやピンク、イエローやグリーンなどが用意されています。置き型としてはもちろん、壁に掛けることも出来ます。


優しい香りを求めているのなら、イーズアロマショップの「KAVA アロマストーン LACE」
沖縄県の赤瓦を使用したストーンで、穏やかな香りを楽しめます。アロマオイルが馴染みやすい素材で、強い香りが苦手な人にも向いています。


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持ち運んで色々な部屋に置きたい、リラックスするときだけ使いたいのなら「デイリーディライト アロマストーン エブリデイ」
日本製の瀬戸焼のストーンで、見た目の美しさと滑らかさに目を奪われます。缶から取り出さずに置いておけるので汚れる心配もなく、持ち運びに便利です。


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