行ってよかったと思った友人の結婚式について、どのような点がよかったか教えてください。


結婚式を見れば、新郎新婦の二人がこれまでどのように育てられ、そして結婚後、幸せな夫婦生活を過ごすことが出来るかどうか分かるという式場関係者もいるようです。それだけ、新郎新婦の二人のこれまでの家族関係や二人の考え方が結婚式に表れているということなのだと思います。
今回は、友人の結婚式に行ってよかったなと思えた経験のある方にお話を伺いました。

家族との絆を再確認し、両親に感謝する機会

高校時代の友人の結婚式は、友人とご家族の愛情や絆が感じられて本当に良い結婚式だと感激しました。教会での挙式の際に、友人のお母さんが感極まった表情でベールダウンをされていたり、お父さんが涙をこらえながら友人とバージンロードを歩いている姿を見た時は、私も泣きそうになってしまいました。

友人が結婚式の最後にご両親に宛てた手紙を読みましたが、幼い頃からのご両親との思い出、ご両親がどんな風にして友人を育ててくれたのかなどを語っていて、良いご家族だと感じられました。結婚式は新郎新婦の門出を祝う場ですが、それだけではなく家族との絆を再確認して、感謝する場でもあるのだということを感じることが出来た結婚式でした。(アキ/34歳)

幸せな2人を囲んでの笑顔の多い食事会のような雰囲気

友人から結婚式の招待状が届きました。会場は、こじんまりとしたフランス料理店になっていました。当日、お店は貸し切りになっていました。本当に親しい人だけを招待したらしく、テーブルの上に小さな花と共に新郎・新婦からの手書きのメッセージが置かれていて、まず、そこに2人の温かい人柄を感じました。

お料理も美味しく、給仕して下さる方もスマートで、気持よく食事ができました。後で2人が少し贅沢したい時にご飯を食べていたお店だと知り、2人が好きなお店に私たちを招待してくれたのだと嬉しくなりました。

友人である花嫁さんの衣装もシンプルでしたが可愛らしいもので、結婚式というよりも、幸せそうな2人を囲んでの笑顔の多い食事会のような雰囲気でした。ささやかな時間でしたが、料理の美味しさと、集まった方々が2人を心から祝福している様子がいつまでも印象的な式でした。(カナエ/28歳)

入場の曲が両親に育ててくれたことを感謝する曲

大学時代の親友が30目前で結婚することになりました。私も招待されて出席したのですが、こじんまりとした式ではあるもののアットホームで暖かな雰囲気だったのでとても印象に残っています。

式場のホテルでは、スタッフの方たちが「おめでとうございます。」と挨拶をしてくれてとても好印象でした。また太陽の光が差し込むチャペルに新郎と新婦が入場した時に洋楽が流れたのですが、その曲を日本語に訳すと「あなたが私を育ててくれた」という曲でした。その時に親友の両親が涙を流しているのを見て、私も感動してしまいました。

式が終わるとガーデンで写真撮影をし、ホテルの小さなホールで披露宴がありました。参列者は親戚や親しい友人が中心で、和やかな食事会のような雰囲気で楽しめました。当時私はすでに結婚していましたが、もう一度結婚式を挙げるならこのような式が良いと思いました。(ユキ/31歳)

昔からの憧れを貫いての盛大に派手な結婚式

高校の時に仲の良かった友人の結婚式に行きました。もともと派手好きで、お金を盛大に使った結婚式をしたいとずっと言っていた子だったので、すごい結婚式になるだろうなと予想はしていたのですが、案の定、すごく派手な結婚式でした。言い方が良くないかもしれませんが、選曲や照明がちょっと下品だと感じるほど。お色直しも何回あったか覚えていません。もう早く帰りたいとすら思っていました。

しかし、地味な結婚式が多く、結婚式すらしない人たちもいる中、このド派手婚はある意味すごいなと思いました。きっと相手の人やその親に反対されることもあったと思うのです。しかし、自分を貫き通している彼女は楽しい人生を歩んでいると感じました。その瞬間から、これほど派手な結婚式はもう経験できない、私も楽しもうと思い、ようやく心から結婚式に参加できるようになったのを覚えています。(ユカ/38歳)

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