さわやかなお色気ありのギャグ展開が魅力の作品です。1話あたりが短く4コマ形式なので、スキマ時間にサクッと読むことができます。今後ますます注目を集める話題作をご紹介します。
おとなの防具屋さんとっても面白いので、出来たらGANMA!のアプリをダウンロードして見てください。
— 福原慶匡 (@fukuhara_ystd) 2018年10月23日
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「おとなの防具屋さん」のストーリーは、主人公カウツが、店員募集の貼り紙を見て防具屋を訪れるところから始まります。扉を開けると、きわどい装備を着た女性と、そばで「踏んでみろ!」と懇願する変態男性を目撃します。ここはただの防具屋ではなく、ちょっとエッチな装備ばかりを売る「おとなの防具屋さん」でした。カウツがイチャイチャしていると思ったカップルは、店主のナーデンと看板娘のリリエッタが装備の調整を行っていただけだったのです。ナーデンはすべての女性冒険者にエロ装備を着てもらうことに並々ならぬ執着をもっています。エロ装備を広めたいがため、利益を度外視した値段で商品を売りさばいていたので、お店は赤字で倒産寸前状態。リリエッタがつけた帳簿は記入ミスや洩れも多くひどい有様でした。
カウツは思わず自分が帳簿の管理をすると言ってしまいます。お店の帳簿を任されることになったカウツは、常識はずれの店主ナーデンとおっとり看板娘リリエッタに振り回されつつ、お店の再建を誓います。
ショートアニメだからと言って完全に見逃すところだった。おとなの防具屋さんまじで最高だからみんな見て!!!!!!!!! pic.twitter.com/bzn4qiZJ5X
— リリカルたつや🎀👶🚼 (@gekk0state) 2018年10月15日
さわやかなお色気シーンとカワイイ女の子と残念なイケメン。キャラクターの個性が魅力です。女性キャラがとにかくカワイイです!金髪ロングヘアーおっとり天然のリリエッタ、Sっ気の強い爆弾ボディ剣士フレアリア、幼児体型のキュート魔法使いミィナ、男性なのに美少女にしか見えないエルフのセラスとあらゆる萌えを集めたキャラクターが登場します。
作者の画力がすばらしく、どの女性キャラもセクシーかつ可愛く描かれています。お色気シーンは1話内にかならず1コマ以上出てきますが、女性でも抵抗なく読めるさわやかなセクシーさです。主人公カウツの女性に対する耐性が異常に低いため、女性の露出度があがるとすぐに鼻血を噴いてダウンするので、過度にいやらしい表現にならないのが男女ともに読者が多い理由です。
男性も個性豊かなキャラクターがそろっています。店主のナーデンはイケメンボイスで高い魔力の持ち主なのにエロ装備を着た女性にしか興奮しない変態でいわゆる残念なイケメンです。ツッコミ役のカウツは女性に免疫がない環境で育ったため、女性に迫られるとすぐに昏倒します。エルフのセラスはエロ装備を着ると変な気分になると発言する、見た目完全美少女の男の子です。男性は少し残念なキャラクターが多いですが、設定からしてツッコミどころ満載のキャラばかりで、ギャグ要素が濃くなりさらにおもしろくなっています。
大人の防具屋さん読んでると
— リリー@ドラクエ10 (@DragonQuestLily) 2018年12月22日
ドラクエでも
あぶないみずぎがあって
キャラ装備させたくてお金貯めまくったなぁ
ともあれこの作品の
さわやかなお色気が面白い pic.twitter.com/VPU5X0e1Xs
作者のエロ装備のこだわりとRPG好きが思わずニヤリとしてしまう展開が魅力です。エロ装備は実は高い魔力が宿っており、単に布の面積が少なく露出が多いだけの装備ではありません。露出が少なく生地が透ける装備や、要所要所にフリルがあしらわれている小悪魔装備、一見黒いマントを着用しているようにしか見えないのに、スリットからきわどい部分がのぞくなど、チラリズムを意識したデザインが多くあります。男性はもちろん女性が見てもカワイイと思うこと間違いなしの装備ばかりです。
防具ひとつひとつにしっかり設定があり、本編とは別にイラスト紹介もされています。装備すると、相手を魅了したりすばやさがあがったりといろいろな効果つきで、なかには呪いがかかっている防具もあります。防具の魔力に魅せられ呪いの装備を身に着けたリリエッタが、普段のおっとりした癒やしキャラから急に女王様キャラになってしまう展開もありました。
エロ装備はストーリー展開にも関わる重要な要素のひとつになっています。次はどんな趣向を凝らした防具が登場するのか考えるのも作品の楽しみ方のひとつです。
RPG好きが思わずニヤリとしてしまうような演出もあります。作者がRPGを意識したと語っているだけに、作中にRPGのような演出が数多く見られます。「そもそもRPGゲームって女性キャラが装備する防具の露出がやたらと多いよね。それって装備の機能としてどうなの?布が少なければ少ないほど防御力が高くなるのってなぜ?」というRPGをプレイしている読者の疑問をついた作品ですので、RPG的展開を重視するのもうなずけますね。
本日最終日!
— うさみみほ (@usa_mi1) 2018年8月3日
大人の防具屋さん!
ヒロインのリリエッタちゃんコスを
\”自作してコスプレしてみた”/#大人の防具屋さん #コスプレ#自作 pic.twitter.com/6z13T3mmJj
ストーリーにもRPGらしさを感じることができます。防具の強化の素材集めのためにスライム討伐に出かける回や、集めた素材を使い魔力で装備を強化したりする回はRPGっぽさが全開になっています。呪いの装備は自分で外すことができず、解除には神聖魔法が必要というのも某RPG作品のようですね。ファイターやルーンフェンサー、ウィザードなどキャラクターの職業名にもRPGの影響が現れています。女性がセクシー防具を装備すると「すばやさが100あがった!」とステータスアップ表記が出たりするなど、細かい描写までこだわっています。ゲーム好きであれば「RPGでこういうお約束ってあるよね!」とさらにおもしろく読める作品です。