野球好きの青年・舞次郎は昭和49年、長嶋茂雄の引退を機に、深情梅吉親分の誘いでダフ屋の世界へ飛び込んだ。「ダフ屋と世間では言うが、御札を売ってるんだ。良い芝居を見たくても見られない連中に俺たちの手で見てもらう。その代わり、つまらねぇ芝居をお見せしちゃ札屋の看板外さなきゃなんねぇぞ」親方の言葉に惚れた舞次郎は、暴力団に目を付けられながらもダフ屋の仕事に真っ直ぐ打ち込んでいく。そんな中、野球場にちょこちょこ現れる美少女・麗に恋をした舞次郎は……!? ダフ屋という裏の仕事にスポットを当てた異色作!
(C)政岡としや/グループ・ゼロ
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